抵当権抹消登記請求　抵当権の抹消登記　2025.7

ご相談内容・ご依頼のきっかけ

他の司法書士の先生からのご紹介。
当事務所のホームページを確認の上、信頼できる事務所として推薦を受け、ご相談いただきました。

どのような手続を依頼されたか

ご自宅の土地に、面識のない個人名義による抵当権および条件付所有権移転仮登記（いずれも昭和33年設定）が存在。
これらの登記を抹消したいとのご依頼。

案件のポイント・特徴

債務が時効により消滅していたため、登記名義人の戸籍調査から相続人7名を特定。
うち1名が認知症で意思能力がなく、裁判外での対応が困難と判断。
訴訟代理人として訴訟を提起し、あわせて意思能力が無い方のために民事訴訟法上の特別代理人を選任。
特別代理人のみ形式的に争われましたが、第一回期日で終結、請求全認容の判決を得て、抵当権については時効消滅、仮登記については条件不成就を原因とする登記の抹消手続きが完了しました。